「7時間18分」が最適?短すぎても長すぎてもよくない
統計モデルから推定された「最も良い地点」は、7時間18分前後の睡眠でした。
普段の睡眠時間がこれより短い人の場合、睡眠時間が7時間18分前後に近づくほどeGDRは上昇し、インスリン抵抗性のリスクは低くなる傾向が見られました。
つまり、睡眠不足の人は眠る時間を増やすほど代謝状態が改善する可能性があるという結果です。
一方で、7時間18分より長く眠る場合には逆の傾向が見られました。
睡眠時間がさらに長くなるほどeGDRは低くなり、インスリン抵抗性のリスクが高い方向と関連していたのです。
この傾向は特に女性や40〜59歳の参加者で強く確認されました。
さらに研究では、週末の寝だめの影響も詳しく分析されています。
平日の睡眠が最適時間より短い人の場合、週末に1〜2時間ほど多く眠ることはeGDRの上昇と関連していました。
つまり軽い寝だめは代謝の面でプラスに働く可能性があります。
しかし平日からすでに長く眠っている人が、週末に2時間以上の寝だめをすると、インスリン抵抗性が高くなる傾向が見られました。
この結果は生活習慣や年齢、民族、婚姻状況、教育水準などの要因を考慮しても大きく変わりませんでした。
つまり研究結果を大まかにまとめると、
・睡眠不足の人は少し多めに眠るとよい
・しかし「長く眠れば眠るほど健康」というわけではない
ということになります。
一方で、今回の研究は観察研究であり、因果関係を直接証明するものではありません。
さらに睡眠時間は自己申告であるため、正確な睡眠時間と多少の差がある可能性もあります。
それでも今回の研究は、大規模なデータを用いて睡眠時間と代謝状態の関係に具体的な目安を示したという点で興味深い結果と言えるでしょう。


























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