イジメっ子診断
あなたは「まさか自分が…」と思っていませんか?
その定義があいまいである以上、病気のようにイジメっ子を「診断」することはできません。しかし、もし以下に挙げる項目にいくつか「当てはまる」と感じたのであれば、他者との接し方を少し改めてみたほうがいいかもしれません。このチェックリストで自分の「イジメっ子」度を確認してみましょう。
1.周囲の人を繰り返し怒る
よく誰かがあなたのそんな態度に不平を言ったり、涙ぐんだりしていたら危険信号であると言えます。あまり軽く考えずに、もう一度自分がしたことを客観的に見つめてみましょう。
2.共感能力を欠いている
自分自身でこの事実に気がつくことは簡単ではありません。実際に仲のいい人に尋ねてみるか、共感能力テスト(英語)を受けてみてもいいかもしれません。
3.攻撃的になる
これには、大きな声で叫んだり、みんなの前で誰かに恥をかかせるような行為も含まれます。さらに、「へえ、そんなやり方するんだ。良い根性してるね」など、口調は穏やかであっても皮肉的な攻撃であればここに含まれます。
4.人を不安にさせる
誰かを執拗にからかったり、わざと失敗するように仕向けるような行為は典型的なイジメの予兆です。そうやって人を貶めることで自分が安心感を得ようとしているのです。
5.悪いウワサを広める
大した事ではないように思う人もいるかもしれませんが、これにより相手が生き地獄を味わう可能性もあります。根も葉もない悪いウワサ話は、その人が築いてきた社会的信用を一瞬にして破壊するきっかけとなってしまうものです。また、誰かを嫌う気持ちについて同じコミュニティの誰かに同意を求めることも黄信号でしょう。
6.職権を濫用する
合理的な理由なく誰かの昇進を無かったことにしたり、特定のイベントへの参加を許可しなかったりすることは、いわゆる「パワハラ」にあたり、職場でのイジメと言い換えることができます。
大人のイジメはストレスフルな職場や、リーダーの能力が乏しい場合に起こることが多く、やがてそれは職員のメンタルヘルスに関わる問題へと発展していきます。
大きな問題へと発展してしまう前に、このチェックリストを活用してまずは「自分」の態度から見直してみることにしましょう。
via: theconversation / translated & text by なかしー