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犬を飼うかは遺伝子で決まっている!? DNAに刻まれた人と犬の絆 (2/2)

2019.05.22 Wednesday

前ページ犬を飼いたくなる遺伝子

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人と犬の歴史の解明にも貢献する研究

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Credit:pixabay

犬は最初に家畜化された動物で、古代エジプトでも飼育されていたといわれ、考古学的には少なくとも15000年前には、家畜として犬が存在していた証拠が発見されている。

最近では3万年前の「旧石器時代」に既に人と暮らす犬がいたという主張が出されており、議論の的になっている。

しかし結局のところ人がなぜ犬を飼うようになったのか、それは具体的にいつ頃なのかについては、未だ多くの謎に包まれているのだ。

ただしそこに遺伝的な影響があったとなると、現代と古代の遺伝子データの検証によって、新たな事実を発見できる可能性が高い。この研究ではそういった面で、考古学者たちも興味を寄せている。

また、犬を飼っている人は健康面で有利でありストレスに強い、という研究報告もあるが、こうした調査結果も犬を飼う遺伝子の影響で説明できるかもしれない。

遺伝子は運命も支配している、というオカルト臭い話もあるが、犬を飼うかどうかまで遺伝子の影響となると、それも馬鹿に出来ない考え方かもしれない。

犬に読み聞かせ。新しい教育法「読書犬」がフィンランドで拡大中

reference:medicalxpress,jsts/written by KAIN

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