ほんとかな?
確かに、実験結果では首の冷却時と温め時では十分有意な差が確認できたと報告されている。
しかし、注意すべき点もこの研究には存在している。
サーモグラフィーによる確認も行っているのだが、あくびしたからといって、特に頭部の温度に変化は見られなかったというのだ。また、冷却時のあくび頻度は下がっているが、室温(22℃)と温め(46℃)ではとくに有意な差が見られなかったという。
これはあくびが単に代償的な冷却機構に過ぎないためかもしれない。
果たして、あくびが脳の冷却を行っているのだろうか? しかし、首を冷やすことによってあくびを低減できることは確かなようだ。これは科学的に新しい知見を示したと言える。
この研究を見ると、あくびの言い訳に「脳を冷却していただけです」と言いたくなるかもしれない。しかしそれよりは、重要な会議の前には頸動脈に冷却材を貼っておくほうがよりスマートだろう。
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