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種を時速240キロで「狙撃」する危険な木「スナバコノキ」 (4/4)

2019.08.25 Sunday

前ページスナバコノキが秘めた毒の数々

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スナバコノキにまつわるその他のトリビア

中南米に住むネイティブアメリカンは、種子鞘・種子、樹皮に生えた棘の乾燥した部分を使って、宝飾品を作ります。鞘の部分はコンマ(❜)の形をしていて、小さなイルカの形を彫るのにもってこいなのです。

スナバコノキの種子鞘 / Credit: Magnefl/Wikimedia Commons

「スナバコノキ」という名前は、その実から作られた小さなボウルが、かつて細かくて乾いた砂を入れるのに用いられていたことに由来しています。この砂は、インクが紙に滲む前に余分なインクを吸い取るために使われていました。他にも、「猿のディナーベル」や「猿の拳銃」といった別名で呼ばれています。

しかし、決してスナバコノキを植えようなどと考えてはいけません。人や動物の周囲にこの植物があることはとても危険ですし、孤立したエリアに植えると拡散する確率が高いとのこと。

ゴルゴじゃないですが、この木の後ろには立ちたくないものです。

死んだはずの木が「ゾンビ」のように生き続ける不思議な現象

reference: gardeningknowhow / written by まりえってぃ

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