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「地下の民に告ぐ!」秘密地下施設のオーナーへ向けてDARPAが謎の呼びかけ

2019.08.30 Friday

ツイートに添付された地下施設のイメージ写真 / Credit: DARPA

Point

■アメリカ国防高等研究計画(DARPA)が、地下施設を所有する人物にその使用許可を要請するツイートを発信した

■地下施設は、巨大かつ複雑な多重構造を持つものでなければならず、現時点で一般に公開されていないものでなければならない

■所有する地下施設の提供を申し出る期限は、日本時間の明日8月31日午前7時

一体何が始まるんです…?

アメリカ国防高等研究計画(DARPA)が8月28日、地下施設を所有する人物に使用許可をTwitter上で要請しました。

「地下の民に告ぐ!DARPAは、貴殿が地下に所有する迷路トンネルの使用許可を要請する。これは命令である。その理由は尋ねるな」

DARPAとは、軍隊使用のための新技術開発および研究を行うアメリカ国防総省の機関であるアメリカ国防高等研究計画局のこと。上記は、彼らが8月20日夕刻(米国東部標準時)にHP上で発信した内容を、改めてツイートで投稿したものです。

その地下施設の条件は、巨大な多層構造を持ち、迷路のように道が入り組んでいること。また、大学や企業が所有する施設で、一般に公開されていないものが必要なのだとか。一体何に使うのでしょうか…。

メッセージは次のように続きます。

「理想的には、いくつかの街区を含めるほどの規模の、吹き抜け、トンネル、および階段を含む複雑な配置と多重構造を有する人工地下環境が望ましい。特に、歩行者が現在立ち入ることができず、一時的にテストに使用可能な空間に関心がある」

メッセージの最後には、真っ暗なトンネルを映した1枚の画像が掲載されています。周囲から十分に遮断され、複雑なトンネルネットワークを所有しながらも、地下トンネルがどんなものかピンと来ない人々に向けた配慮なのかもしれません。

所有する地下施設の提供を申し出る期限は、ツイートの発信からわずか10日後の米国東部標準時の8月30日午後5時、つまり日本時間の明日8月31日午前7時です。ちなみに28日の時点で、適切なトンネル提供者が未だに見つかっていないことを示唆するツイートも投稿されています。

何はともあれ、万一あなたがDARPAの「悪用を目的としない計画(たぶん…)」にふさわしいトンネルを所有していたら、ウェブサイトに記載されている連絡先へ申し出てみてください。

ただし、余計な質問や詮索はしないことを強くおすすめします。

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reference: livescience / written by まりえってぃ

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