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動くのやめた!足をなくした「ファシバーミス」は体を退化させた最古の生物だった (2/2)

2020.03.02 Monday

前ページ体を退化させた最古の生物

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Use it or lose it.

英語の「Use it or lose it」というフレーズが示すように、使われないものは失われていきます。

それは生物の体でも同じことで、例えば、ヘビやクジラには、もともと脚がありましたが、生活環境を変えることでなくなりました。

しかし、こうした変化は、原始的な形態への退化ではなく、有用性を選んだ末の進化です。

画像
発見された化石/Credit: cell.com

ただし、ファシバーミスの変化が、ヘビやクジラのように積極的なものだったとは断言できません。

もしかしたら、地中にいながらでもエサを取れることに気づいて、単に外出が億劫になったとも考えられます。

ファシバーミスは、地球上で先祖返りした最初の例であるだけでなく、「サボリ癖」を持った生物の第一号かもしれないのです。

「怠惰」のせいで絶滅した人種がいた

reference: sciencealert / written by くらのすけ

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