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リアル・ドラキュラ現る!? ある投稿が「人間サイズの巨大コウモリ」と話題に

2020.07.12 Sunday

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Credit: sakundes/Reddit

夕暮れ時になると見かける日本のコウモリは、大きくても握りこぶし程度でしょう。

ところが世界にはとんでもなく巨大なコウモリが存在します。

上の画像は、2018年にフィリピンで目撃されたオオコウモリを写したもので、紛れもない本物です。

この画像が、先月24日、ツイッター上でシェアされ、「人間サイズの特大コウモリ」として再び注目を集めています。

果たして、本当に人間サイズなのでしょうか。

翼を広げると1.7メートルに達する

これは、フィリピンのセブ島に生息する「フィリピンオオコウモリ」ではないかと予想されており、翼を広げると全幅が1.5〜1.7メートルに達します。

ただ、体長が人間の大人ほどあるわけではありません。

正確な体長は30センチを超えるほどだそうですが、それでも十分な大きさです。

実際、SNS上では「ニセモノではないか」との声も多く、写真の真偽を確かめるファクトチェックも行われました。

結果、写真が本物と断定されていますが、撮り方の問題で余計に大きく見えているようです。

しかし、庭先に出て、不意にこの光景に出くわしたら、卒倒ものでしょう。

リアルにドラキュラがぶら下がっているように見えますね。

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Credit: sakundes/Reddit

オオコウモリはアジアの他、アフリカやインド、オセアニアで見られますが、生息地の減少や狩猟、密猟により数が減っており、絶滅危惧種に指定されている種もいます。

見た目だけで判断すると、ドラキュラ勝りの凶暴性を兼ね備えているように思えますが、実際はかなり大人しい生き物です。

生き血を吸うこともなく、イチジクや他の果物を好物にし、日中は日陰で静かにくつろいでいます。

また、小さなコウモリのように「エコロケーション」を使うことはなく、視覚と聴覚で移動やコミュニケーションを取ります。

オオコウモリの赤ちゃんは、翼を除けば、ほとんどキツネか犬にしか見えないのです。

コウモリが病気にならない理由がスゴイ

reference: sciencealertiflscience / written by くらのすけ
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