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ワニと人の涙は、ほぼ同じ成分だった!?ワニは2時間もまばたきしなくて大丈夫 (2/2)

2020.08.17 Monday

前ページワニが2時間もまばたきせずにいられる理由が判明!

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ワニは涙の結晶パターンも特別だった

研究チームは、これとは別に、涙が乾燥したときにできる結晶構造を調べてみました。結晶化パターンを知ることで、涙のタイプ間のより細かなバリエーションを明らかにできます。

その結果、化学組成とは対象的に、結晶にはかなり幅広いパターンが見られました。

こちらがそれぞれの結晶画像であり、Aインコ、Bオウム、Cフクロウ、Dタカ、Eカメ、Fウミガメ、Gカイマンとなっています。

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Credit: Frontiers in Veterinary Science

研究チームによると、FウミガメとGカイマンでは、結晶に見られる枝葉構造が他と大きく違っており、水中環境に適応したことが関係していると思われます。

しかし、これがどのような機能を果たしているかは分かりません。

本研究は、飼育下の動物に限定されているため、今後は野生動物からも涙を採取することで、環境要因による変化を調べていく予定です。

研究主任のアリアナ・P・オリア氏は「涙の研究は、異種間にまたがる眼球の進化について理解を深めるとともに、ヒトや動物のための新たな眼治療法を生み出すことにも繋がる」と話しています。

研究の詳細は、8月13日付けで「Frontiers in Veterinary Science」に掲載されました。

Comparison of Electrolyte Composition and Crystallization Patterns in Bird and Reptile Tears
https://www.frontiersin.org/articles/10.3389/fvets.2020.00574/full

1億年前の足跡から太古のワニが「二足歩行」だったと判明

reference: zmesciencescitechdaily / written by くらのすけ

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