月が明るくなる時期は睡眠時間が短くなる

研究者たちが月周期と被験者たちの睡眠時の情報を比較したところ、新月から満月へと、月の明るさが増していく時期になると被験者たちの睡眠時間が短くなると判明します。
また興味深いことに、睡眠時間の減少幅は男性が平均で「-20分」程であった一方で、女性は「-12分」程となり、男性の方が大きな影響を受けていたことも示されます。
さらに男性は入眠後に途中で目覚めてしまう時間も長くなる一方で、女性にはそのような変化が起こらないことも判明します。
この結果は、月周期が睡眠に与える影響には、性差があることを示します。