他人の血は感染症を引き起こす

よく知られている通り、血液は感染症の温床でもあります。
HIVやB型肝炎、C型肝炎などを引き起こすウイルスなどは感染者の血液に含まれているため、不用意に粘膜に接触したり輸血した場合には、他人に感染してしまうからです。
他にも血液に接触することで引き起こされる感染症には梅毒なども知られています。
第二次大戦以前は、他人の血が危険であるという認識が薄かったため、野戦病院で兵士たちの治療を行っていた医者や看護師の多くが血をかいした感染症のせいで犠牲になっています。
さらに他の動物の血液となると危険度は跳ね上がります。
犬や猫、ヘビやカエルなど、人間ではない動物の血液には、人間の免疫能力が上手く対処できない未知のウイルスや細菌が潜んでいる可能性があるからです。
血液の魅力に囚われ吸血鬼と呼ばれた歴史上の人物は何人か耳にしますが、本物の血液には特に人間にとってのメリットはないようです。
やはり吸血鬼を気取って飲むならトマトジュースが妥当なのでしょう。
記事内の誤字を、修正して再送しております。
人の血は金属を舐めたような味がする。
美味しくないけれども、それがまたいい。
癖になるとやめられなくなる味