ニキビ肌の人は「肌の老化が遅い」

実は皮膚科医は以前から「ニキビ肌の患者はニキビの病歴がない、あるいは少ない人の皮膚よりも老化が遅い傾向にある」ことを観察していました。
若い頃からニキビに苦しめられてきた患者さんの皮膚ほど、将来的にシワやシミができたり、皮膚がこけたりすることが少なかったというのです。
その理由について「ニキビ肌の人は皮脂の分泌が多いため、他の人に比べて肌が乾燥しづらいからだ」との指摘がありましたが、この説明は確かではなく、「ニキビ肌」と「皮膚の老化の遅さ」との関係はよくわかっていませんでした。
しかしKCLの研究で、その秘密は「テロメア」に隠されていたことが示唆されたのです。
「テロメア」ってなに?
私たちの細胞核の中には「染色体」と呼ばれる構造体があります。
これは遺伝情報の記録されたDNAが複雑に折りたたまれてできたものです。
染色体には遺伝情報を親から子へと伝える重要な役割があり、父と母から23対(計46本)の染色体が受け継がれます。
そして染色体の先っぽを覆うように付いているのが「テロメア」です。
よく靴ひもやパーカーのひもの先にプラスチックのキャップが付いていますが、あれをイメージするとわかりやすいでしょう。
このキャップは靴ひもが解けないように保護する役割がありますが、テロメアにも同じく染色体を保護する働きがあるのです。

テロメアの長さが「細胞分裂できる回数」を決める
私たちの体は日々、細胞分裂をすることでDNAを複製しながら、体組織を再生したり修復しています。
そしてテロメアはこの細胞分裂の最中に、染色体が劣化したり、染色体同士がくっつくのを防いでいるのです。
ところがテロメア自体は細胞分裂によって複製されることはありません。
細胞分裂の度ごとに、テロメアの長さはちょっとずつ短くなっていくしかないのです。
そしてテロメアが一定の長さまで短くなると、細胞はもはや分裂することができなくなり、体組織の再生や修復ができなくなって、老化が進行し始めます。
もちろん、細胞分裂ができなくなると、肌もどんどん弱ってきて、シワやシミができやすくなります。
つまり、テロメアが長ければ長いほど、細胞分裂ができる回数も多くなるので、その分だけ体の老化が遅く、寿命が長くなる可能性があるのです。
ではKCLの研究で、ニキビ肌とテロメアにはどのような関係性が見つかったのでしょうか?

























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