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光がとんでもない経路を通ることが3重スリット実験で実証される (2/7)

2017.11.13 Monday

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光電効果

光とは一体何なのでしょうか?

これはニュートン時代からの疑問でした。
光は、波なのか粒子なのか?

多くの物理学者は、光は波である、と思っていました。

その証拠が2重スリットによる実験です。

衝立に細いスリットを2本作り、そこに光を照射すると、反対側に干渉の縞が現れます。これは、波特有の性質だ。よって、「光は波である」と思われていました。

ただ、ここで光電効果という現象が立ちはだかります。
これは、波では説明がつかないのです。

光電効果とは、金属に光を当てると電子が飛び出す、という現象です。この現象は次のようになっています。

いくら光を強くしても、電子が飛び出ないことがあります。光の振動数を変えると電子が飛び出るのです。

光が波ならば、強くすればするほど電子が飛び出るはず。金属に張り付いている電子を、強い光で引きはがすのだ、と思うのが常識です。

しかし事実は常識には当てはまりませんでした。

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