氷の下で見つかった生命体とは?
北極の海氷下は、暗く、極寒で、栄養も限られた「生命の砂漠」と考えられてきました。
特に、窒素(地球大気の約8割を占める元素)を利用できる生き物は、これまで「温暖な海」にしかいないとされてきたのです。
ところがコペンハーゲン大学など国際研究チームは、北極海の中央部やユーラシア側の海氷下で、想定外の「窒素固定細菌」の集団が生きていることを発見しました。
窒素固定とは、空気中や海水中の窒素ガスを、アンモニウムという生物が利用できる形に変換する重要なプロセスです。
これまで、この役割は「シアノバクテリア(藍藻類)」と呼ばれる光合成細菌が担ってきましたが、北極海で見つかったのは「非シアノバクテリア性ジアゾトロフ(non-cyanobacterial diazotrophs、NCDs)」と呼ばれる、まったく異なるタイプの微生物でした。
彼らは光合成をせず、太陽光のほとんど届かない氷の下で、ひっそりと生命を繋いでいたのです。
しかも研究チームが採取したサンプルでは、これらの細菌が窒素固定に必要な遺伝子セットをしっかり持っていることも確認されています。
これは「生命には過酷すぎる」と思われた環境にも、豊かな“食物網の起点”となる微生物たちが存在する可能性を示しています。
また、窒素固定の活性が特に高かったのは、海氷が溶けて「氷縁部」が広がるエリアでした。
地球温暖化の影響で北極海の氷が減少すれば、この未知の微生物たちがさらに勢力を拡大し、海洋の栄養循環や生物相にまで大きな変化をもたらすかもしれません。

























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