食糧危機を救え!
「培養ステーキ肉」研究の背景には、世界的な人口増加などにより食肉の消費量増加が予測されるという課題があります。この課題に対して、同じように培養肉の開発に取り組み、過去に3億円の資金を調達した日本のバイオベンチャー企業もあります。また、肉にかわるたんぱく源として昆虫や藻なども注目されています。長崎バイオパークでは「食べられる昆虫展」の企画が行われており、先日は試食イベントも開催されています。
日清食品は飢餓撲滅支援や災害時の食料支援など、食を通じた国際支援も行っています。「培養ステーキ肉」の研究は我々の愛するカップヌードルのためだけではなく、世界の食料危機を救う新しい産業もその目的のひとつのようです。