24時間眠らないとどうなるの?
一晩くらいの徹夜は、それほど珍しいことではありません。仕事、勉強、子供の世話といったあらゆる理由で、私たちは24時間睡眠を取らないことがあります。一晩中起きていることは決して気持ちの良いものではありませんが、それだけで健康に致命的な悪影響が及ぶわけではありません。
とはいえ、たった一晩の徹夜であっても身体に影響が生じることは確か。24時間起きつづけることを、血中アルコール濃度が0.1%に上昇することに例えられます。これは、日本の道路交通法で運転が認められている血中アルコール濃度0.03%を大きく上回る濃度です。
24時間眠らないで起きつづけた場合、眠気、イライラ、意思決定力や判断力の低下、認知の変化、記憶力の低下、視覚や聴覚の低下、反射神経の低下、筋肉の緊張が現れます。通常、これらの症状は睡眠を取れば解消します。