共通点2:変異能力
インフルエンザは毎年変異を起こし、人間の免疫能力とワクチンを突破しようとすることが知られています。
北京の北京大学のXiaolu Tang氏らが、103例から採取されたウイルスゲノムを分析した結果、新型コロナウイルスも既に変異をはじめ「L型」「S型」の2種類に別れていることがわかりました。
分析では「S型」のほうが古いタイプであり、動物から人間に感染が起こった時に誕生したようです。
一方「L型」は、その直後に起きた変異によって登場した新型であり「S型」よりも強い感染力を持っているとされています。
今後も、インフルエンザと同じように新型コロナウイルスも変異を繰り返し、開発されるワクチンに対抗してくるかもしれません。