星の運命の分かれ目
太陽質量の8~10倍の星では、恒星風(太陽でいう太陽風)によって外層が飛ばされ大量の質量損失が起きていた場合、この電子捕獲が進まずに白色矮星になることがわかりました。
もし、恒星風の質量損失が少なかった場合、電子捕獲が進み、今回のメカニズムによって中性子星が形成されて、超新星爆発が起きることが、今回の研究によって示されました。
これはおうし座にあるかに星雲を形成した超新星の原理についても、説明するものだといいます。

かに星雲といえば、1054年に観測された超新星爆発で、中国や日本、アラブなどの天文学者の記録の中にも登場し、藤原定家の日記にも書かれていたといわれる、非常に明るい天体現象です。それは、昼間でも確認できたといいます。
そんな超新星爆発の特徴も、今回のシミュレーションで説明できるとは、なんともロマンがありますね。