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天才インコ「グリフィン」、記憶力テストでハーバード大生に勝利!  (2/2)

2020.07.13 Monday

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グリフィンは6〜8歳児と同じ知能レベル

テストの結果、グリフィンの驚異的な視覚記憶力が判明しています。

グリフィンは、6〜8歳児のスコアをすべての面で上回り、ハーバード大生に関しても、ほとんどのラウンドで同じかそれ以上のスコアを記録しました。

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Credit: nature

縦軸は的中率、横軸はシャッフル回数(0〜4回)、上部のセットサイズはポンポンの数(2〜4つ)を指します。

ポンポンが2つの場合、グリフィンにミスはなく、3つの場合、シャッフル2回の除いてパーフェクト、4つになるとシャッフル数2回以上からスコアが急落しました。

それでもほとんどの条件でグリフィンがトップに立ち、鳥類の脳サイズでは考えられない驚異的なスコアを叩き出しています。

総合的に評価すると、グリフィンの知能は一般的な4歳児を上回り、6〜8歳児と同等であることが示されました。

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テストを受けるハーバード大生
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テストを受けるグリフィン/Credit: nature

視覚ワーキングメモリは、高い知能を持つ生物には欠かせない能力です。

目には見えない頭の中のイメージを操る力は、視覚ワーキングメモリによるもので、外部の視覚情報を取り込んで記憶し、それを自在にコントロールする働きを可能にします。

これが想像や空想、妄想などと呼ばれる能力です。人類が地球上のトップに立てたのは、何よりもイマジネーションに圧倒的に長けていたからでした。

シェルゲームの難易度が増すにつれてグリフィンのスコアが急落したのとは反対に、ハーバード大生のスコアが比較的安定していたのは、人特有の視覚ワーキングメモリの高さにあるのかもしれません。

研究の詳細は、5月6日付けで「Scientific Reports」に掲載されています。

Age and Species Comparisons of Visual Mental Manipulation Ability as Evidence for its Development and Evolution
https://www.nature.com/articles/s41598-020-64666-1

なぜオウムだけ他の鳥より賢いのか? オウムの進化過程は「人間と似ている」という研究結果

reference: harvarddiazhub / written by くらのすけ
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