四重らせん構造をとる場所はヒトの遺伝子数より多い
実はヒトの遺伝子数が2万個である一方で、全DNA内部で四重らせん構造をとる部位は70万カ所も存在することが知られています。
ヒトのDNAは思った以上に、四本らせん構造の制御を受けているのでしょう。
今後は既存の遺伝子と、四重らせん構造の関連が解き明かされていくと考えられます。
「DNAといえば、二重らせん構造」と考える現在の常識は、時代遅れになるかもしれません。
研究内容はイギリス、ケンブリッジ大学のマルコ・ディ・アントニオ氏らによってまとめられ、7月20日に学術雑誌「Nature Chemistry」に掲載されました。
https://www.nature.com/articles/s41557-020-0506-4
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