オナガは仲間にエサを分け与える
研究主任のヨルグ・マッセン氏は「以前の研究ですでに、鳥類の利他的行動は知られていましたが、問題はこの行動が本能的なものか意思的なものか判断が付いていないこと」と話します。
そこで研究チームは、鳥の社会性を調べるため、オナガを用いた実験を行いました。

まず、金網で仕切られた実験スペースの左半分に1羽のオナガを、右半分に5羽のオナガを用意します。
左のオナガには大好物のミールワームを豊富に与え、5羽には何も与えない状況を作りました。
その結果、ほとんどのオナガに、エサのない仲間たちを見て、金網越しにミールワームを分け与える傾向が見られたのです。