臨床試験は第二相がはじまりつつある
今回の研究により脳深部刺激療法が、うつ病治療に効果的であることが示されました。
研究は既に臨床試験に進んでおり、既に安全性の検証を行う第一層が終了し、現在は本格的な効果を確認するための第二相の参加者を募集しています。
また今回の研究では、脳深部刺激療法の効果を予測する「β波の弱まり」というバイオマーカー(生物学的しるし)が発見されました。
発見は人間の目に加えてAIが活用され、人間の見逃していた変化を捕えることができました。
医療分野でのAIの活躍は目覚ましく、今後多くの分野でAIは医療診断のベースになっていくでしょう。
新たなバイオマーカーとAIの活用により、脳深部刺激療法が標準化され、より多くの人々をうつ病から救えるようになるかもしれません。