ココがちょっと違うポイント6〜10選
6.パーク内の「植物」はどうやって用意したのか?

恐竜を復活させたのは良しとしても、パーク内に生い茂る恐竜時代の植物はどこから来たのでしょうか。
生物というのはそれ単体では生きていけず、身体に合った環境が必要です。
恐竜時代と現代の森林は大きく違うので、ただ単に、復活させた恐竜をすでにある森に放せばいいというものではありません。
残る方法は、中生代の植物をクローン技術で再現することですが、専門家はこれも基本的に不可能と言います。
確かに、植物の化石は存在するものの、大半は植物の痕跡を残した印象化石ばかりです。
もしクローン化に成功しても、恐竜を養うほどの森林を作るには、どれだけの時間と労力がかかるのでしょうか。
7.トリケラトプスの「うんち」は大きくない
パーク内を回る中で、病気で弱ったトリケラトプスをいたわる印象的なシーンがあります。
そして、その側には山のように大きなうんちがありました。
恐竜のサイズからすれば、それぐらいのうんちは簡単にしそうですが、実際はそれほど大きくなかったことが分かっています。
恐竜のうんちは、コプロライト(糞石)と呼ばれる化石として残されています。
それを調べると、ティラノサウルスでも最大で44センチほどです。
劇中のように、恐竜の大きさに匹敵するようなコプロライトは見つかっていません。
ただ制作陣の肩を持つなら、パーク内の職員が、トリケラトプスの何日分ものうんちを一か所に集めたとも考えられます。
8.ブラキオサウルスは「くしゃみ」ができない
ブラキオサウルスは、約1億5400万〜1億5300万年前に存在した首の長い草食恐竜です。
劇中では、樹上の子どもたちに近寄ってきて、草を食み、大きなくしゃみをしていました。
ところが専門家によると、この心温まる印象的なシーンも創作だと言うのです。
ブラキオサウルスは、体重62トン、体長24メートル、体高16メートル(ビル4階建に匹敵)もあり、積極的に歩いたり、勾配を上ったりすることはできなかったと推測されています。
この体格でくしゃみをしたと仮定すると、強大な圧力が長い首を伝って頂上に達したとき、頭が爆発する可能性が高いというのです。
そのため、首の長い恐竜はおそらく、くしゃみができなかったと考えられています。
9.大人気のヴェロキラプトル、実は「七面鳥サイズ」
ヴェロキラプトルは、ジュラシック・シリーズを通して、とても人気の高い恐竜です。
『ジュラシック・パーク』では、有名なキッチンシーンで子どもたちを恐怖に陥れたり、『ジュラシック・ワールド』では、一転して味方となり、主人公のバイクと並走するカッコいいシーンがありました。
サイズも大型バイクと同じくらいあり、攻撃力に優れていました。
しかし、これも科学的根拠はありません。
ヴェロキラプトルは、約8300万〜7000万年前の東アジアに生息しました。
化石から推定される実際のサイズはかなり小さく、大人でも七面鳥ほどしかなかったと言われています。
また、彼らの最高速度は時速60キロほどとかなり速いですが、全速のバイクと並走するほどではなかったでしょう。
10.ティラノサウルス、実は「鈍足」だったかも
シリーズを通して、最も有名なシーンと言えば、巨大なティラノサウルスに追いかけられるシーンでしょう。
主人公たちは、車に乗って全力で逃げますが、それでも追ってくる姿は身の毛もよだつ恐さです。
ところが近年の研究によると、もしティラノサウルスが映画のような速度で走ったら、足がポッキリ折れてしまうことが分かってきました。
研究者らは、コンピューターモデリングを用いて、Tレックスが時速60〜70キロで走ると、骨格が許容できないほどの負荷がかかる、という答えを出しています。
実際は、時速10〜20キロほどの速さで、それも「走る」というより「早歩き」に近かったろうと言われています。
陸上選手なら割と簡単に逃げ切れそうです。ただし、足がすくまない限りは…
まとめ
このように、ジュラシック・シリーズには自由な創作がたくさん盛り込まれていますが、かと言って、デタラメというわけではありません。
劇中で描かれていた「共食い」や恐竜同士の「コミュニケーション」は、化石記録から実際にあったと考えられています。
そもそも、恐竜の実像は化石からしか判断できませんから、専門家の見解にも間違いは多々あるでしょう。
そして、本作が子どもから大人まで、幅広い層の人々を魅了したことは間違いない事実です。
上に紹介したポイントを確認するためにも、『ジュラシック・パーク』を見返してみてはいかがでしょうか。
ティラノサウルスはジュラ紀には存在していなかったという根本的なミスもある。
三畳紀、ジュラ紀、白亜紀ですよね。まあ映画でのスチエーションそこに持つて来る事でドラマにする為デスよね。
そもそも、なぜ恐竜も植物も昆虫も、あらゆる物のサイズが巨大だったのでしょうね。
ネットを調べれば、皆が「非科学的」と口を揃えるように、地球の重力が現在より弱かった証拠は発見されていません。
ただ、過去の映画作品を観て笑うように、過去の科学的常識にも笑える物はあります。
骨格の限界を攻めるような巨大化が、むしろ標準スケールとして地球規模の生態系で一般的だったのは、現代科学の常識が「何か」を見落としているように思います。
巨大昆虫に関しては酸素濃度が大きかったからということで説明できるでしょう。
巨大なトンボ、メガネウラのいた石炭紀は今よりずっと酸素濃度が高かったと推定されています。昆虫の体サイズは拡散に頼った気管呼吸が制限しているので、酸素濃度が大きくなれば体サイズの制限がゆるくなるのです。
別にジュラ紀とかにあらゆる生物が巨大だったわけではないでしょう。
昆虫が巨大化した時期、竜脚類が巨大化した時期、獣脚類が巨大化した時期、哺乳類が巨大化した時期はそれぞれずれています。
割と最近は陸上哺乳類が巨大化した時期で、地球史上最大の動物がいるのは現在ですよね。
植物も史上最大種は現在の種ではないですか?
フィクションですから…。
完全な恐竜のDNAが手に入らないことは、原作小説でも指摘していて、
不完全な部分をカエルとかトカゲとか現生生物のDNAで補完したってことになっていて、
そのせいで、メスしか作ってなかったはずの恐竜が、カエルのDNAの影響で雌雄反転して勝手に繫殖してたってのが、ジュラシックパークの最初のパニックの一因なんだけど
自分が小学生の頃(40年ほど前)に読んだ図鑑にはもう羽毛が生えてたはずって記述があったな
T-レックスが走れないとかよく聞くけど、恐竜全般は鳥類と同じく気嚢と含気骨を持っていたので図体の割には軽量だった。恐竜の容積を測って現生動物と同じ比重1.1前後で出しているようで実際は相当軽量だったと思われる。
だから、T-レックスは時速30-40Kmで走れるし、コツアルコアトルも大空を飛べた。走れる外見をしていれば走れるし、飛べる外見をしていれば飛べる。学者さんが走れないだの飛べないだの、何かを忘れてるようだね。
俺は恐竜の特色などあまりと言うか殆ど解りません。でも今から50年昔中学生の時恐竜の創り方を考えました。一つの部屋を作り水や苔や虫小魚小生物プランクトンを入れ封じ込めます、その部屋はもっと大きな部屋に入れる、実験の部屋は冷暖房完備、で電球をつけます、その電球を始めは24時間で半分つけ半分暗く、昼夜作り時間かけて23時間、22時間と短くして行く。合わせ冷暖房で変化をつけます。詰まり生物の生命サイクルを速くして行く、それに加え色々イベントを作ります、相当の時間かかるけど、一分で1日とかもっと速く、生物が突然変異など繰り返し又は進化したところで今度は1日を今と同じくして行く。中学生の頭では此れが精一杯でした、馬鹿みたいだね。
恐竜や虫が巨大だとか、見方の違い、人間から見ての感想でそれはそれで正解ですね、人間が蟻大だったら虫等恐ろしい存在デス。詰まり生物の大きさ云々ではなく、その時代にどの様に栄え、衰退したかが問題ですね、ある者は環境に順応出来ず死、ある者は形を変え、その時代どの様なイベントが有ったかその環境変化を分析、実験研究し答えを先取りする、此れから起こるであろう天変地異に対応しよう。絶滅した生物全体が我らの大先輩だから無駄にしない様に、全てを見落とさず大切にしましょうね。羽毛や皮膚の色など大事な証拠だよね。
馬鹿みたいで、今更デスが正確な学名はラテン語と聞きました、何故ラテン語なのですか?分類学面白いですね。界所鋼目科連族節列種品種何れも亜があるんですね。門鋼目族種何れも亜があるんです。仕分けしてる人会ってみたいな。