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マウスの「うつ状態を20分で治す点鼻薬」が開発される (3/3)

2021.11.16 Tuesday

前ページ水責めでマウスを強制的に「うつ状態」にする

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難治性うつ病が20分で治る未来が来るかもしれない

一般的な強制水泳テストの風景
一般的な強制水泳テストの風景 / Credit:Pmda

今回の研究により、鼻の粘膜をターゲットにした即効性の高い抗うつ薬が開発されました。

通常の抗うつ薬が効果が現れるまでには数カ月がかかる一方で、改良されたGLP-2はマウスの鼻粘膜に投与後、わずか20分で抗うつ効果をあらわしました。

新たに「剣(細胞透過性ペプチド)」と「盾(浸透加速配列)」を与えられたGLP2は鼻粘膜から吸収されると、と鼻を結ぶ神経を登って脳内に到達し、抗うつ効果を発揮させたのです。

同様の効き目が人間にもある場合、将来的には点鼻薬型の抗うつ薬が治療の主力になるかもしれません。

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