2回目接種で「発熱したほうが」体にたくさん抗体があったと判明 ファイザー社ワクチン
2回目接種で「発熱したほうが」体にたくさん抗体があったと判明 ファイザー社ワクチン / Credit:Canva . ナゾロジー編集部
medical

ワクチン2回目接種で「発熱」した方が抗体量が多いと判明 (3/4)

2022.03.09 Wednesday

前ページ発熱があった人ほど体にたくさんの抗体があった

<

1

2

3

4

>

解熱鎮痛剤を飲んでも抗体量に影響はない

副作用が出た後に解熱鎮痛剤を飲んでも、抗体量に変化はありませんでした
副作用が出た後に解熱鎮痛剤を飲んでも、抗体量に変化はありませんでした / Credit:Canva . ナゾロジー編集部

2回目接種後の発熱に対して解熱鎮痛剤を飲んでも大丈夫なのか?

調査結果は「問題ない」と述べています。

研究対象となった335人のうち、約半数にあたる45%の被験者たちが、ワクチン接種後に副反応を抑えるため、何らかの解熱鎮痛剤を服用していました。

しかし、解熱鎮痛剤を服用した人とそうでない人を比べても、抗体量には統計的な差は見られませんでした。

この結果は、解熱鎮痛剤で発熱を抑えても、抗体量には影響を与えないことを示します。

次ページ発熱=「ワクチンがちゃんと効いている証拠」と考えるのは間違い

<

1

2

3

4

>

人気記事ランキング

  • TODAY
  • WEEK
  • MONTH

Amazonお買い得品ランキング

スマホ用品

医療のニュースmedical news

もっと見る

役立つ科学情報

注目の科学ニュースpick up !!