脳と腸はつながっている
ここ十数年で、食事がメンタルヘルスに多大な影響を及ぼすことが徐々に明らかになってきました。
バランスのよい食生活を送っていれば、心も健康でいられますし、反対にファストフードやカップ麺ばかりだと、メンタルに不調が出てしまいます。
食事が精神面に及ぼす影響のメカニズムは、まだ十分に解明されていません。
しかしその中で、最近注目されているのが「脳」と「腸マイクロバイオーム(微生物叢)」の関係です。
専門的には「腸脳軸(gut-brain axis)」として知られ、脳と腸が自律神経系やホルモン物質を介して、双方向的に影響し合っていることを指します。
たとえば、腸内環境の情報が神経系を通して大脳につたわることで、消化不良や腹痛にともない抑うつや不安が生じると考えられます。
逆に言うと、腸内環境が整っていれば、メンタルも健康でいられるわけです。

そこで研究チームは「腸マイクロバイオームを整える食生活がストレスレベルに影響するかどうか」を確かめるべく調査を開始。
実験では、18〜59歳の健康な男女45人を募り、2つのグループに分けて、異なる食事メニューを4週間続けてもらいました。
一方のグループは、一般的なフードピラミッドに基づいたバランスのよい食事メニューです。
緑黄色野菜に加え、鶏肉・魚・卵などのタンパク質、果物をバランスよく摂取し、白米やパン、パスタ、ジャガイモの量は減らしてもらいます。
もう一方のグループには、プロバイオティクス(発酵食品)とプレバイオティクス(食物繊維)の摂取量を増やした食事メニューを割り当てました。
これは腸マイクロバイオームを健康に保つために考案された献立です。
プロバイオティクスとは、ビフィズス菌や乳酸菌など、人の腸内に存在する善玉菌そのものを摂取する発酵食品で、キムチやヨーグルト、納豆、味噌、ぬか漬けがそれに当たります。
プレバイオティクスとは、食物繊維やオリゴ糖など、腸内細菌の”エサ”となる食品で、穀類や豆類、きのこ類、青菜、海藻、柑橘類が代表的です。

今回の実験では、発酵食品(ザワークラウト、ケフィア、コンブチャなど)を毎日2〜3食、繊維質の野菜と果物(玉ねぎ、ネギ、キャベツ、リンゴ、バナナ、オート麦など)を毎日6〜8皿分、穀物を1日5〜8皿分、豆類を週に3〜4皿分を目標に摂るよう指示。
これを4週間続けた後、両グループのストレスレベルの変化を測定しました。
果たして、結果やいかに?



























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