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Credit: canva
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「何しようとしてたんだっけ?」直前の思考をド忘れする恐怖の脳現象 (3/3)

2024.09.22 00:00:00 Sunday

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「瞬間的なド忘れ」を克服するためのヒント

こうした「瞬間的なド忘れ」は誰にでも日常的に起こり得ることなので、一生涯にわたって上手く付き合っていかなければなりません。

そこでミラー氏は先行研究のエビデンスに基づいたヒントを提示しています。

1つ目は「マルチタスクを控える」ことです。

複数の作業を同時並行で進めることは、の中で短期記憶が混乱する元凶となります。

イメージとして例えるなら、普通は3個のボールでジャグリングするところを10個のボールで行うようなものです。

そんなことをすれば、いくつかのボール(短期記憶)を手元から落としてしまうのは必然でしょう。

そのため、瞬間的なド忘れを防ぐにはまず、マルチタスクを意識的に回避することが大切です。

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マルチタスクを避ける / Credit: canva

しかしマルチタスクを回避しても、先ほど言ったように、急な横やりが外から入ることで物事を忘れてしまう場合があります。

これは本人のせいではないのでどうしようもありません。

そんなときには「文脈を一から再現してみることが記憶の復元に役立つ」とミラー氏は話します。

どういう方法かというと、今やろうとしていたことをド忘れする前のシチュエーションに立ち返って、何をしようとしていたのかを辿り直してみるのです。

例えば、洗濯物を取りに行こうとしてソファから立ち上がったものの、友人からのメールが来たことでド忘れしてしまった場合。

もう一度ソファに座り直して、そのときに頭の中に抱いていた思考を辿り直してみるのです。

「まず、ソファに座ってテレビを見ていたよな…それで、ふと外を見ると陽が暮れてきていた…テレビを見始めてからだいぶ時間が経ったんだな〜と思って、何かしなければならないと思い至った…そうだ!洗濯物を取りに行こうとしたんだ!」

というふうに思考を辿り直すと、ド忘れしてしまった記憶を思い出しやすくなるようです。

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「何しようとしてたんだっけ?」直前の思考をド忘れする恐怖の脳現象 (3/3)のコメント

通りすがり

「水中での泳ぎ方」はおかしな表現だと思います。空中や陸上での泳ぎ方というものはありませんし。単に泳ぎ方でいいのでは?

    ゲスト

    指摘は分からなくもありませんが、宇宙でも遊泳します。
    泳ぐという表現だけであれば、遊泳も泳ぐの表現の一つですので、何処で何をという意味では間違っていないでしょう。

    また、ナゾロジーで扱う様々な記事の中では、新たな泳ぐが出てくる可能性もあります。
    先々の発見まで考慮するなら、水中での泳ぎ方もおかしくはない表現ではないでしょうか。

    否定ではなく、お互いの視点を共有するコメントですので、そうした考えもあると受け取っていただけると幸いです

ゲスト

やろうと思ってることを片っ端からメモ取ってみるとか。
ファイルシステムでいうジャーナリングの仕組みを取り込んで、操作のログを常に残しておいて忘れたらそれを参照してリプレイするとかどうでしょう。

ゲスト

年齢を重ねるごとにこの「ド忘れ」の度合いが激しくなって行くのも何故なのか教えてほしい

    痴呆

    大人になると考えてる事(種類)が子供の頃より多いかららしいです。
       

ゲスト

万物の霊長もこの程度
当分進化も望めない
ガッカリだよ

痴呆

解りやすくまとめると大人の方が(情報量が多い=短期記憶が多い)という事ですね。

ゲスト

思い出すことができるなら、消えているわけではないと思う

ゲスト

あーでもこの重症化が認知症では?

ゲスト

自分はADHDなんで取り分け酷いです。ただ”健常者”にも同じ症状があると知りませんでしたね

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