何を調べた研究なのか

研究の対象としたのは18〜25歳の若者27人。
参加者は、次の3つの活動をそれぞれ3分間行いました。
1.テレビ視聴:コメディ番組と自然ドキュメンタリー
2.ゲーム:テトリスとアングリーバード(頭を使うタイプのゲーム)
3.SNS利用:普段よく使うアプリ(InstagramやTikTokなど)を自由に操作
活動の順番はランダムにし、前後には1分の休憩を入れました。
脳の活動は、おでこの奥にある「背外側前頭前野」という部分で測定しました。
ここは感情のコントロールや注意力、判断に深く関わる場所です。
測定には近赤外線を使って血の流れを調べる装置(fNIRS)を使用し、脳に送られる酸素の量や使い方をリアルタイムで記録しました。
加えて、「集中できたか」「元気か」「緊張しているか」「楽しい気分か」を0〜10点で自己評価してもらいました。

























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