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「超大陸パンゲア」に現代の国境が描かれた画像がスゴイ (3/3)

2020.01.26 Sunday

前ページ大陸はなぜ動くのか?

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今後の世界はどう変わるのか?

プレートの下には、マントルの通り道となるプルームが存在しています。これには外へ向かう上昇プルームと、内へ向かう下降プルームがあります。

超大陸が上昇プルームに蓋をすると、直下のマントルは高温に加熱されていきます。これが大陸を分裂させる原因になります。

分裂した大地は、今度は下降プルームへ吸い寄せられていき、いずれはまた集合して1つの大陸を形成します。

パンゲア大陸以前にも別の超大陸が存在したように、地球の大地はこうした原理で1つに集まった超大陸と、現在のようないくつもの海と大地に分裂した状態を交互に繰り返してきました。

そして地質学者によると、私達の見慣れた現在の世界地図も、数億年後には新たな超大陸に変わっていると予測されているのです。

超大陸サイクルの仕組み。赤い線はマントルの上昇プルーム。青い線は下降プルーム。/©JAMSTEC

現在の私達の世界は、今後二通りの運命をたどる可能性があるといいます。

それはパンゲア分裂後に生まれた新しい海(大西洋)が閉じて繋がり「超大陸パンゲア・ウルティマ」になるという説と、パンゲア以前から存在していた古い海(太平洋)が閉じて「超大陸アメイジア」になるという説です。

どちらの超大陸が形成されることになるか、現状ではまだ不明です。しかし、もし超大陸アメイジアが誕生した場合、日本列島はユーラシア大陸とオーストラリア大陸に挟まれて超大陸の内陸の土地になるようです。

なんとも壮大で、ロマンあふれるお話ですね。

地図はウソだらけ!? メルカトル図法と非ユークリッド幾何学の「歪んだ関係」が話題

reference: boredpanda,JAMSTEC/ written by KAIN

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