人間にとってオナラとはただのクサいガスかもしれません。しかしオナラの中には、その動物の生殺与奪権を握っていたり、大気汚染につながってしまうような存在感のあるオナラもあるわけです。
今回は、そんな動物のオナラに関するヒミツを7つご紹介します。
1.オナラしないと死んじゃう魚
北メキシコに生息する魚 “Bolson pupfish” は藻類を食べて生活していますが、その藻類が発するガスの泡も一緒に食べてしまうことがあります。そのガスはお腹の中で膨張して、魚は水面に達し、泳ぐことが困難になります。もしオナラをしなければ、水面で鳥に捕食されるか、ガスによって腸が破裂するかのいずれかにより死に至るでしょう。