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平らなアンモナイト型の巻貝が羽ばたいている/Credit:Frontiers in Marine Science
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海中で羽ばたく貝「海の蝶」の移動方法を調査。貝殻の形によって泳ぎ方を変えていた!? (4/4)

2020.09.09 Wednesday

前ページ重りとなる貝殻の多様性がエサ場の重複を避けていた

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羽ばたく貝をドローン飛行に応用する

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羽ばたきで空中を移動するドローンはもう開発されている/Credit:Science Robotics . youtube

今回の研究を指揮したマーフィー氏は、実は純粋な貝の専門家ではありません。

マーフィー氏はアメリカ、サウスフロリダ大学の機械工学科に属しており、主な研究目的は、水中と空中の両方をシームレスに飛ぶことができるドローンの開発だったのです。

羽ばたく貝と陸上を飛ぶ昆虫の羽ばたき方がほぼ等しいという事実は、そんな海空両用ドローンの開発にとって非常に重要です。

ドローンで水中で情報を収集し、空を飛んで戻ってくるといった使い方も期待できるでしょう。

生物の羽ばたき方の特徴を真似たドローンとして、過去に鳥に近い動作をするドローンについても記事にしています。

生物が長い時間をかけて獲得した生態を活かして、私たちのテクノロジーは成り立っているんですね。

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