生命が宿る可能性もある
すでに死んだ星である白色矮星は非常に穏やかで涼しい星です。
「WD 1856 b」は主星に非常に接近しているとはいえ、そこはハピタブルゾーン(居住可能領域)であるか、またはそれに非常に近い環境だと考えられます。
活発な活動を行い、強力な放射線を放つ恐れもある生きている恒星と異なり、白色矮星の周りでは穏やかな環境が長く続きます。そうなると、ここに生命が誕生する可能性もあるかもしれません。
気になるのは、この惑星がどうやって白色矮星へと変わる星の死から生き延びたのかということです。