とうもろこし。
とうもろこし。 / Credit:depositphotos
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とうもろこしが”消化されない”のは、なぜ?コーンを食べるメリットはあるのか

2020.11.02 Monday

トイレで大きい方をした後、自身の作品を鑑賞される方なら誰でもご存知の通り、とうもろこしはまるで消化されずそのままの形を保って体外へ排出されています

とうもろこしは消化器系を無傷のまま通り抜ける術を持っているのです。

そんなうまく消化されない食べ物は、そもそも食べていいものなんでしょうか?

色々と疑問が浮かぶ消化できないとうもろこしの秘密を解明していきます!

livescience https://www.livescience.com/why-humans-cannot-digest-corn.html

消化器系を生き延びるとうもろこしの秘密

とうもろこしの穀粒
とうもろこしの穀粒 / Credit:pixabay

とうもろこしを食べた後の便には、黄色い粒がそのまま含まれているので、とうもろこしはまるで消化できていないと感じてしまうかもしれません。

しかし、実際にはそれはとうもろこしの穀粒の外側のコーティングに過ぎません。

私たちが食べているとうもろこしの穀粒は、植物にとって重要な遺伝子を運ぶ種子の部分です。種子は天候や害虫、あらゆるものから遺伝物質を守らなくてはなりません。

そのためのコーティングがあの黄色い粒なのです。

種子が分解しにくいということも植物にとっては重要なことです。そのため、とうもろこしの外側の殻は消化できずにそのまま出てくるのです。

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