男らしさとは?
「男らしさ」という感覚の是非はともかく、それが存在することは確かです。これは環境や時代と共に変化するものでもあり、一種の固定観念として多くの人が抱えています。
そして、ウォーレン氏によるいくつかの研究は、男らしいという感覚が睡眠時間に影響を与えていると主張。
最初の研究では、144人の参加者にベッドを購入する男性を想像してもらいました。
その中で男性は販売員に普段どれだけ寝ているか聞かれます。1つ目のパターンで、男性は「よく眠る」と解答。そして2つ目のパターンでは「ほとんど眠らない」と解答しました。
その後、参加者たちにはその男性をどれほど男らしいか評価してもらいました。結果、「ほとんど眠らない」と答えた男性の方が男らしいと評価されたとのこと。
続いて参加者たちには、「男らしい人」と「そうでない人」の習慣や行動の違いを説明してもらいました。例えば趣味や睡眠時間などです。
その結果、最初の研究と同様に、男性的と考える人の睡眠時間は非男性的な人に比べて33分も短くなっていました。