スーパームーンを最大限に観測に活かすには
スーパームーンのとき、月は1年でもっとも地球に近づきますが、もっとも遠いときと比べて約14%も大きく見えるのだとか。
こちらのイメージ図を見ると、かなり違いますよね。
そして、皆既月食は何度も起こる現象ですが、それが起こる時間は毎回違います。
注目したいのは、今回は月の昇り始めから早々に月食が開始するということ。
地平線から昇ったばかりの月や、沈みそうな月って、朝日や夕日と同様に非常に大きく見えますよね。
スーパームーンは最近話題になるものの、空高く昇って小さく見えるときに観測している方も多く、もったいないと思っていました。
今回は月が大きく見える低い位置にあるときから観測することになるため、スーパームーンの価値を最大限に感じられそうです。
また、高度が低いときに月が欠けはじめるので、建物と一緒に月食を撮れていい写真になります。ぜひ撮影してみてください。