月面が光る「月面衝突閃光」とは?
夜空を見上げたとき、「流れ星」がすっと横切る光景を見たことがある人も多いでしょう。
流れ星は、宇宙空間を漂う小さな石や砂粒が地球の大気に突入し、燃え尽きるときに発生する現象です。
大気が厚い地球では、ほとんどの流星体が地表に届く前に消えてしまいます。
しかし、月には大気がありません。
そのため、宇宙からやってきた小さな石や砂粒は、減速することなくそのままの速度で月面に激突します。
その速度は約4万km/hから26万km/hとも言われており、地球では想像できないほどの衝撃が発生します。
このとき、衝突のエネルギーで月面の一部が一瞬だけ明るく光る現象があります。
これが「月面衝突閃光」と呼ばれるものです。
この光は、衝突によって発生した高温のプラズマの輝きや、熱せられた月面から出る強い光が混ざり合ったものだと考えられています。
光の観測さ継続時間は0.01秒から0.1秒程度と、本当に一瞬だけ現れます。
そして、この月面衝突閃光が特に話題となったのが、2019年1月21日の皆既月食です。
この日、アメリカ大陸やヨーロッパなど広範囲で皆既月食が観測され、世界中の天文ファンが夜空を見上げていました。
皆既月食中は、月が地球の影に完全に隠れることで通常よりも暗くなり、ふだん見逃してしまうような微かな現象も見えやすくなります。
午前4時41分38秒(世界時)、月の南西部で、一瞬だけピカッと光る閃光が観測されました。
複数の国の高感度カメラがこの瞬間を記録し、その正体が流星体の月面衝突による閃光であることが明らかになったのです。
このとき月にぶつかったのは、直径約30cm・重さ約10kgの彗星起源の物質だったようです。
こうした「月面衝突閃光」を観測できる機会はめったにありませんが、2025年、平塚市博物館の天文担当学芸員・藤井大地氏が、その様子をしっかりと捉えました。


























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