吸収された二酸化炭素が海水を酸性にする
しかし、「大気中の二酸化炭素が海に吸収されることで減少したので安心」…ということでもないようです。
海水は弱アルカリ性でpHはおよそ8ですが、二酸化炭素が取り込まれると炭酸水のように酸性寄りになります。この問題は海洋酸性化という別の問題として知られています。

海洋酸性化で危惧されている生物として、カルシウムが体に関係しているサンゴやウニなどが挙げられます。海中の酸性化により体のもととなる炭酸カルシウムが不足したり、炭酸カルシウムでできた既存の骨格に悪影響を及ぼしたりする可能性があるからです。
大気中の二酸化炭素が少なくなっていたとしても、別の所で問題が起こってしまうのでは本末転倒ですね。
海がせっせと二酸化炭素を吸っているというのに人間はロクなモン吸ってないなぁ…(とぼけ顔)


























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