原因はいまだに謎
これまでの研究では、静かな状態にある銀河核がクエーサーへと活性化するには、数千年単位の時間がかかると思われていました。
研究チームは、現在、アリゾナ州にある「ディスカバリーチャンネル望遠鏡」を用いて6つのクエーサーを調査していますが、いまだに変貌の原因は謎に包まれています。
その一方でライナー銀河は、従来考えられていたよりも大きなブラックホールを中心に持てることが判明しています。
「考えられるのは、その周囲にある膨大な量のガスやチリが、急激なスピードで中心のブラックホールに落ち込んでいったということ」だと、フェデリック氏は述べています。
日頃大人しいライナーも、実は「キレたらヤバい」銀河なのかも…?