極限環境で光合成を行う生命は地球以外にいるかもしれない

今回の研究により、植物プランクトンが既存の常識では不可能だと考えられていた、わずかな光でも光合成が可能なことが判明しました。
この事実は他の惑星や衛星での生命探査において重要になります。
太陽系内部においても、土星の衛星「エンケラドゥス」や木星の衛星「エウロパ」は氷の表面の下に海を持つと考えられる他、「火星」もまた極の氷の内部に広大な塩湖を持つと発表されています。
もしこれらの星々に北極の植物プランクトンのようにわずかな光で光合成可能な能力があった場合、氷の下で豊かな生態系を築いているかもしれませんね。