渋滞知らずは「共通目的」のおかげだった
トゥールーズ大学とアリゾナ大学の最新研究では、アルゼンチン・アントを用いて、交通渋滞への順応性が調べられました。
まず、アリの各コロニーと食料のある場所とを橋で繋ぎます。コロニーの大きさ(400匹〜2万5600匹)に合わせて、橋の幅を5mm、10mm、20mmと使い分けます。これは表面積あたりのアリの密度を等しくするためです。
その後チームは170回の実験を通して、コロニーの「交通流(単位時間あたりの所定の距離を占めるアリの数)」「速度」「衝突回数」の3つを記録しました。

すると、アリは橋を占める人口密度が80%を越えてもまったく渋滞を起こしませんでした。その差は人と比べると一目瞭然です。
下のグラフを見ると、人は道路上の密度が増加するにつれて、交通流とスピードが落ち、衝突回数も大幅に増えています。
対してアリは、密度が増えても交通流はスムーズに保たれ、速度も落ちにくく、衝突回数もある時点から一定になることが判明しました。

研究チームによると、これはアリたちが「食料を獲る」という共通目的を持っているからだと言います。
交通渋滞が起きてしまうのは、個人がそれぞれの目的に合わせてバラバラの行動を取るために生じるのですが、アリにとっては、全員の目的が一致しているために渋滞が起きないというわけです。
アリは「One for all, All for one」の精神を完璧に実践している生き物なんですね。





















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