「タ」を1秒に6回言えないと2年後にフレイルなりやすくなる
研究者たちが被験者たちの健康や発音能力を調査したところ、発音能力が将来のフレイル状態を予測するバロメーターになることが判明します。
特に「タ」を発音する能力は2年後のフレイル状態との関連性が強く、2年後も健康な人では1秒に平均して6.3回「タ」を発音できたのに対して、2年後にフレイルに陥ってしまった人では1秒に平均して5.9回しか「タ」と発音できませんでした。
これまでの研究で「タ」の秒間発音数が4回以下になると「要注意」とされていましたが、どうやら6回を下回った段階でもフレイルになる危険性が高まるようです。
そうなると気になるのが「タ」がフレイルを予測できる仕組みです。
「タ」の秒間発音数が、なぜ将来のフレイルを予測できるのでしょうか?