火星の魅力
なぜ、古代から人の気を引いたのか
さて、明るくて目立つ惑星といえば、金星と木星もそうです。
でも、金星と木星は常に明るいですが、火星はほかの星にまぎれて目立たないときもあれば、数年に一度輝くときもあります。
この不規則な感じと、赤い色が血を連想させるという、妖しさで人の気を引いたのでしょうね。
火星は古代から世界中で「戦争」や「不吉なこと」の前兆や、それをもたらす神と重ね合わせられました。
たとえば、バビロニアでは闘いと疫病や死をつかさどる神ネルガル、アステカでは好戦的な神ウィロポチトリ、ギリシャ神話では、軍神アレスとされました。
そして、ローマ神話ではアレスと同一視されるマルスとなり、これが火星の英語名Marsの由来です。

実際に火星を見ると、「こんな明るくて赤い星あったかな」と突然出現したように感じ、古代の人々が異様に感じたのも納得できると思います。
現代人にも人気。さまざまな形で注目される
そんな火星は、今では大人気です。
「現実に手の届きそうな星」ですから、創作物にしろ、研究にしろ、意欲をかきたてられるのでしょう。
創作物では、小説、映画、漫画、ゲーム「テラフォーミング」ものを筆頭に、火星が舞台なものは数多いですよね。『火星年代記』『トータル・リコール』『ARIA』など、何かしら触れたことがあるのでは?
また、イーロン・マスクの火星有人飛行計画もたびたび話題になりますよね。…果たして、生きている間に実現するんでしょうか。
研究での今後の発見にも期待です。惑星科学の分野で、火星は研究者の数がとても多いのだとか。
気候システムや地質プロセスなど、火星と比較することで、より地球について深く知れるし、生命の起源や進化についてわかるのではと期待されています。
それに、近年はたくさんの火星探査機がありますから、現地からの情報も要チェックです。
ちなみに、探査機には惑星の周囲を周る「周回軌道型」、地上でその場にとどまって調査する「ランダー型」、地上を動き回る「ローバー型」の3つがあります。特にローバーによる写真は臨場感たっぷりで、まるで火星にいるような気持ちになりますね。

火星は、最接近の10月6日のあと、1カ月くらいは観測の好条件といえるでしょう。当日天気が悪くても、チャンスを待ってください。
また、今年の「準接近」で火星に興味を持たれたら、今後も火星の話題を追ってみてはいかがでしょうか。

























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