大腸がんの検査中に偶然寄生虫を発見!
今回医学誌にも報告された体内で生きた状態の寄生虫を捉えた映像は、男性患者の大腸がん治療の内視鏡検査中に偶然撮影されたものです。
映っているのは肝吸虫という寄生虫の一種です。
基本的に医師たちは患者の便から卵を発見することで、その患者が肝吸虫に感染されたと判断します。
しかし今回の症例報告では、70歳の男性の便サンプルに卵は見つかっていませんでした。
代わりに男性は大腸がんを患っていることが判明し、その腫瘍の確認のために内視鏡検査を受けました。
医師たちは小型カメラを装着した内視鏡で男性の胆管を調べていた際に、偶然にも今回の発見をしたのです。
この患者の体内には、胆管の枝の部分に生きたままの肝吸虫が全部で5匹もいました。
こちらがその映像です。
A 70-year-old man undergoing cholangioscopy to evaluate dilatation of the common bile duct was found to have flatworms in his biliary tract (shown in a video). Read the full clinical case: https://t.co/OK4X48EOne pic.twitter.com/lbSTv5jaqZ
— NEJM (@NEJM) December 30, 2023
体内でこんな生き物がうごめいているというだけでもかなりショッキングですが、この肝吸虫とはどのような寄生虫なのでしょうか?
そしてどうやってヒトの体内に入り込むのでしょうか?





























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