脳は寝ている時も報酬系に支配されている
今回の研究により、「勝利の記憶」のような、起きている間のポジティブな感情が記憶の定着をより促すことが示されました。
脳は報酬系と結びつくような気持のいい記憶を深い睡眠中に反芻し、記憶をより強固なものにしていたのです。
どうやら脳は起きているときとだけでなく、眠っている時も報酬系に支配されていたようです。
得意教科の成績がどんどんよくなるのに、苦手な教科は学習の成果が表れにくい…という受験生あるあるも、もしかしたら脳の働きのせいかもしれません。
もし今、不貞腐れたまま眠りそうになっているなら、簡単な部分や得意な部分を繰り返して、気分を良くしてから眠るのも、アリでしょう。